近視の抑制にもつながる?DHAの意外な効果

DHAは脂質ですが、普通の脂質とは異なり温度による性質の変化が起きにくいと言う特性を持っています。そのため体に摂取されても体の負担になりにくく、逆に健康に対して良い作用をもたらす脂質としても知られています。その作用のひとつとして挙げられるのが血流の促進です。血液と言うのは全身の細胞に、その細胞が正しく機能を果たすために必要な酸素や栄養を届けています。そのため血流が滞りがちになると細胞の機能も正しく果たされにくくなることから、全身の機能に様々な影響が出やすくなると考えられます。

たとえば目の場合、血流がスムーズであれば目の疲労も回復しやすくなりますし、物を見ることもスムーズに行われやすくなります。しかし血流が滞りがちになると筋肉も硬直しがちになるので、物が見え辛くなったり、眼精疲労が起こりやすく、なおかつ回復しにくくなるリスクが高まります。そのためこの成分を摂取することは目の血流がスムーズになり、それにより近視の抑制が期待できると考えられます。

更にこの成分は抗酸化力にも優れているので、目の細胞を酸化させる原因である活性酸素の働きを抑制することにも作用をもたらします。このことも近視の抑制につながる理由です。この成分は鮪や鯖などの魚に特に多く含まれています。ですが加熱、酸化に弱いので食べるのであれば、お刺身などの新鮮な状態で食べるのが望ましいです。またサプリメントを利用するのも効果的な摂取方法です。