目のためにも大事!寝る前にはコンタクトレンズを外そう

目の健康を考えた場合、睡眠時にはコンタクトレンズを外した方が良いでしょう。目も酸素を必要としており、通常の利用時でもレンズの酸素透過率は重要なもので、これが低いものを長時間使っていると目が痛くなったり充血する原因になります。日中の使用でも目が酸素不足になっているので一度レンズを外して休ませるべきであり、睡眠時も続けて装着したままでいるとまぶたを閉じるのでさらに酸素が届かなくなりますが、これは避けるべき状況です。

目の細胞が酸欠になると死んで数が減りますが、この細胞は増加しないので減少し続けてしまい、一定以下になると視界が白くなります。症状が進行していくと失明に至ることもある重大な問題なので注意しなければなりません。睡眠時にも使用可能としている製品もありますが、短時間の仮眠ではなく長時間の睡眠であれば外した方が目の健康には良いです。

また、付けたままでいると洗浄していないので目に入ったゴミがそのままになったり雑菌が繁殖する、睡眠時の眼球の運動によってレンズが動いて角膜を傷付けるなどのトラブルも起きます。取り返しのつかない症状にまで進行する危険性もあるため、面倒であっても睡眠の際にはレンズを外すように心掛けた方が良いでしょう。