ちょっと気になる!使い捨てコンタクトレンズの歴史

コンタクトレンズっていつから使い捨てになったんでしょうね?私がコンタクトを使い始めた時は、煮沸したレンズを使うのが普通でした(煮沸消毒が分からないって人も多いでしょうけど…)。だいたい、消費期限として2~3年は使えたと思います。しかしながら、自分でもいつからだっけと思うぐらい自然と使い捨てのコンタクトレンズを使うようになっていましたし、今ではコンタクトレンズ=使い捨てがメジャーな存在だと思います。

そもそも、このコンタクトレンズっていつからあるのでしょうか?眼の中に異物を突っ込むなんて考えた人も相当なものだと思います。調べてみたところ、開発したのはドイツの企業のようですが、コンタクトレンズの発想というか発明をしたのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチだと言います。科学とアートを結び付けた大天才が発明者だとはなんとも意外でしたが、万能の天才ダ・ヴィンチなら納得です。

1940年になり、実用化されるコンタクトレンズが開発されましたが、そのコンタクトレンズはハードコンタクトレンズだったようです。ソフトコンタクトレンズの開発が進んだのは1955年あたりのようです。着け心地の良さからコンタクトレンズユーザーが一気に増えたといいます。しかしまだこの頃までには、コンタクトレンズは使い捨てるものではありませんでした。

使い捨てコンタクトレンズが発売されたのは1988年になります。ただし、日本で認可が下りたのは1991年とやや遅れます。しかし、恐らく日本で使い捨てコンタクトレンズが急速に普及し始めたのは1995年~1997年ごろではないかと思われます。やはり2~3年使えるコンタクトレンズと比較して割高感が高かった印象が強く、当時はまだ価格も高かったということもあったのでしょう。価格は大分安くなり(今ではコンタクト激安ランキングみたいなものもあるので更に安く買うことも可能です)、健康面でのメリットも啓もうされ、今では当たり前のものになりました。

しかし、1日使い捨てコンタクトが失明症例数最多という話もあるように、コンタクトレンズで大事なのは用法を守って使うということです。どんなにコンタクトレンズが発達しても使う側が不適切な使い方をしていては何の意味もありません。正しいコンタクトライフを送りましょう。